
犬の免疫介在性溶血性貧血(IMHA)とは?症状・原因・治療法をやさしく解説!
愛犬が急に元気をなくし、散歩中に立ち止まったり、呼吸が荒くなることはありませんか?それ、もしかすると「免疫介在性溶血性貧血(IMHA)」かもしれません。 今回はこの少し難しそうな病気について、わかりやすく・やさしい言葉で解説していきます
免疫介在性溶血性貧血(IMHA)ってどんな病気? IMHAとは、犬の免疫システムが間違って自分の赤血球を攻撃してしまう病気です。 本来、免疫はウイルスや細菌といった“敵”をやっつける役割を持っていますが、この病気では自分の体を敵と勘違いしてしまうのです。その結果、赤血球が減り、体に酸素が届きにくくなり、貧血の症状が現れます。
IMHAの主な症状とは? IMHAになると、以下のような症状が見られます:
元気がなくなる、すぐ疲れる
散歩中にしゃがみこむ、動きたがらない
息が荒くなる、呼吸が浅くなる
食欲が落ちる、食べない
吐き気・嘔吐
水をたくさん飲む、おしっこが増える
黄疸(白目や皮膚が黄色く見える)
脈が速くなる
重症化すると命にかかわることもあります。症状に気づいたら、すぐに病院へ連れて行きましょう。
どんな犬がなりやすいの? IMHAはすべての犬に起こり得ますが、以下の犬種では発症が多いとされています。 …