愛犬が目を細めていたり、ぼんやりしている様子に気づいたことはありませんか？それ、もしかすると「緑内障（りょくないしょう）」のサインかもしれません。
犬の緑内障は放っておくと視力を失うこともある目の病気です。この記事では、緑内障の主な症状や原因、治療法、そして予防のポイントまで、やさしく丁寧に解説します🐶✨
👁️ 犬の緑内障ってどんな病気？
緑内障は、眼圧（がんあつ）＝目の中の圧力が異常に高くなることで、目の奥にある視神経などが圧迫され、視力にダメージを与える病気です。
進行すると視力が低下し、最悪の場合は失明してしまうこともあります⚠️。
🔍 緑内障の主な症状とは？
緑内障には、**急に起こる「急性タイプ」**と、**じわじわ進行する「慢性タイプ」**があります。
どちらも見逃せない症状がいくつかあります。
🐾 よく見られるサイン
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目が赤く充血する
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瞳孔が開いたままで反応しない
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目が白く濁る、または青っぽく見える
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眼球が前より大きくなったように感じる
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視力が落ちたように見える（壁にぶつかる など）
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食欲がない、元気がない
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頭を触られるのを嫌がる（目の痛みのサイン）
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嘔吐することがある
📌 特に「シーズー」「マルチーズ」「ビーグル」「柴犬」などの犬種は、緑内障になりやすい傾向があります。
🧬 緑内障の原因は？
緑内障の主な原因は、「房水（ぼうすい）」という目の中の液体の流れがうまくいかず、眼圧が異常に高くなることです。
🔸 2つのタイプがあります
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原発性緑内障：遺伝や生まれつきの体質が原因（犬種によってなりやすい）
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続発性緑内障：ブドウ膜炎など、他の目の病気が原因で起こるタイプ
どちらも、早期に対応することが大切です。
🩺 治療法は？どんなことをするの？
緑内障の治療では、眼圧を下げて視力のダメージを抑えることが目標になります。
💊 内科的治療（初期段階）
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点眼薬や内服薬で眼圧をコントロール
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痛みや炎症を抑える処置
🔧 外科的治療（進行した場合）
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レーザー治療で房水の流れを改善
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目の機能が失われ、強い痛みがある場合は眼球摘出手術を行うこともあります
🐕「もう目が見えない状態だから治療しても意味がないかも…」と思うかもしれませんが、痛みの緩和や進行のストップのためにも治療は大切です。
🛡️ 予防できる？飼い主さんにできること
残念ながら、緑内障を完全に防ぐ方法はありません。
でも、早期発見・早期治療で進行を抑えることは可能です！
✅ 予防のポイント
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緑内障になりやすい犬種は、定期的に眼の健康チェックを受ける
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目が赤い・濁っている・痛そうにしている時は、すぐに動物病院へ
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他の目の病気（ブドウ膜炎など）にも注意する
🐾 ちょっとした違和感でも、「大丈夫かな？」と感じたら、早めに受診しましょう。目の病気は、時間との勝負です。
📝 まとめ｜愛犬の目の変化、見逃さないで！
犬の緑内障は命に関わる病気ではありませんが、視力や生活の質に大きく影響します👀。
特に次のような症状があるときは、注意が必要です：
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目が赤くなっている
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瞳孔が開きっぱなし
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視力が落ちているように見える
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頭を触られるのを嫌がる
「ちょっとおかしいな」と感じたら、迷わず動物病院へ相談を！
目の健康を守ることは、愛犬の快適な毎日を守ることにもつながります🐕💕
さらに参照してください：犬の関節リウマチとは？症状・原因・治療法をわかりやすく解説！
