「最近、うちの子トイレの回数が増えたかも…?」
そんな変化、もしかしたら膀胱炎のサインかもしれません。
犬の膀胱炎は比較的よく見られる病気ですが、放っておくと悪化することも。
この記事では、膀胱炎の原因や症状、治療法、そして予防のポイントまで、わかりやすくご紹介します 🐾
🐕 膀胱炎ってどんな病気?
膀胱炎(ぼうこうえん)は、膀胱に炎症が起こる病気です。
原因の多くは細菌感染で、特にメスの犬に多く見られます。
🔍 膀胱炎の主な特徴
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排尿の回数が増える
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おしっこが出にくい
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尿の色が濁ったり、血が混じることも
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食欲が落ちることもある
命に関わることは少ないですが、放置すると腎臓や前立腺などに影響が及ぶ可能性もあるので注意が必要です ⚠️
🔍 どんな症状が出るの?
膀胱炎になると、次のような変化が現れることが多いです。
🧻 よく見られる症状
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トイレに行く回数が増えるのに、出る量は少ない
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ピンク色や濁った尿(血尿のことも)
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排尿時に痛みがあるのか、ソワソワしたり、鳴いたりする
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食欲が落ちたり、元気がない
慢性的になると「腎盂腎炎(じんうじんえん)」や「尿路結石」など、別の病気につながることもあります。
🦠 膀胱炎の主な原因とは?
膀胱炎を引き起こす原因は1つではありません。代表的なものはこちら👇
📌 主な原因
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細菌感染(もっとも多い)
特に大腸菌やブドウ球菌など -
真菌や寄生虫の感染
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腫瘍やケガ
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薬の副作用
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尿石症(尿に石ができる病気)
🐶 尿道が短く太いメス犬は、オス犬に比べて細菌が膀胱に入りやすく、膀胱炎になりやすい傾向があります。
💊 どうやって治すの?
膀胱炎の治療では、まず原因菌を突き止め、その菌に効く**抗生剤(抗生物質)**を使います。
💡 治療のポイント
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抗生剤は、獣医師の指示どおりにしっかり飲み切ることが大切
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慢性化や再発を防ぐために、途中でやめないようにしましょう
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原因が細菌以外(寄生虫・腫瘍など)の場合は、それぞれに応じた治療を行います
🧼 予防のコツは「清潔」と「観察」!
膀胱炎を防ぐには、日々のちょっとした工夫がとても大切です✨
✅ 膀胱炎の予防ポイント
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おしっこをガマンさせない(適度なお散歩を!)
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トイレや寝床を清潔に保つ
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水分をしっかりとらせる
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バランスの良い食事を心がける
🚽 また、排尿の様子を毎日観察することも早期発見につながります。
「おしっこの色が濃い」「回数が多い」など、いつもと違うサインを見逃さないようにしましょう!
🐾 まとめ|ちょっとした変化に気づくことが予防の第一歩
膀胱炎は、日常の中で早期に気づいてあげることができる病気です。
「なんだかトイレが多いな」「おしっこの色が変?」そんな時は、早めに動物病院で相談してみてくださいね。
大切な愛犬が元気に過ごせるよう、日ごろからしっかりケアしてあげましょう 🐶💕
さらに参照してください:犬の鞭虫症とは?症状・原因・治療・予防までやさしく解説!