犬のしぐさで気持ちを読み解こう!3つのポイントで感情を理解


犬のしぐさから愛犬の気持ちを読み取る方法を解説。

耳、口、尾の動きで犬の感情を理解するポイントを紹介します。

犬の気持ちを理解するための3つのしぐさ

犬は、私たちに無言でたくさんのことを伝えています。

言葉を話せない犬は、体の動きやしぐさで感情を表現する動物です。

飼い主としてその気持ちをしっかり理解することは、愛犬との信頼関係を築くうえで大切なポイントです。

犬の気持ちを読み解くためには、耳、口、尾(しっぽ)の動きを観察することが重要です。

この記事では、犬のしぐさを通して感情を読み解く3つのポイントについて詳しくご紹介します。

犬の耳でわかる感情

犬の耳は、犬の気持ちを伝える重要なサインです。

耳の向きや動きで、犬がリラックスしているのか、警戒しているのか、あるいは興奮しているのかがわかります。

1. 耳を後ろに寝かせる

犬が耳を後ろにピタッと寝かせるとき、嬉しいと感じている場合が多いです。

このとき、犬の目は優しく、鼻声が出ることもあります。

特に飼い主に甘えたいときに見られる行動です。

2. 耳を斜め後ろに向ける

耳を斜め後ろに向けるしぐさは、警戒や怒りを示すことが多いです。

この状態で犬は威嚇していることがあるため、注意深く観察する必要があります。

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犬の口と鼻でわかる感情

犬の口元や鼻のしぐさも、感情を読み取るためのヒントになります。

特に、犬が鼻にシワを寄せて前歯を見せるとき、その気持ちは嬉しさか怒りのどちらかに分かれます。

1. 鼻にシワを寄せて前歯を見せる

鼻にシワを寄せて前歯を見せるとき、犬は「嬉しさ」を感じている場合と、「怒り」を感じている場合の2つがあります。

もし鼻声とともにこのしぐさをしていれば嬉しさを表していますが、唸り声を上げている場合は怒っていることを示しています。

2. 牙を見せる

犬が牙を見せるのは、特に強い怒りを感じているときです。

このとき、犬はしばしば唸り声を上げ、尾を股の間に挟むことがよくあります。

これは非常に警戒心が強く、威嚇のサインです。

犬の尾(しっぽ)の動きで気持ちを読み取る

尾の動きは、犬の感情を最も直接的に表現する部分と言えるでしょう。

尾の振り方や位置によって、犬が感じている気持ちがわかります。

1. 尾を振る

犬が尾を振るとき、その振り方によって感情が異なります。

柔らかく振る場合は嬉しさを表し、逆に力強く振る場合は興奮していることを示します。

硬直して尾を振るときは、怒りや不安を感じている場合があります。

2. 尾を股の間に巻き込む

尾を股の間に巻き込む行動は、犬が恐れているときに見られます。

このしぐさは警戒心が強く、怖がっている場合に多く見られる行動です。

しぐさの組み合わせで深く理解する

犬の感情をより深く理解するためには、耳、口、尾の動きを組み合わせて観察することが大切です。

しぐさの組み合わせによって、犬の気持ちがより明確になります。

服従の気持ちを示すしぐさ

犬が飼い主に対して服従の気持ちを示すとき、体を低くして這い寄り、耳を完全に倒し、尾を少し巻き込むことがあります。

さらに、お腹を見せて仰向けになることもあります。

これらのしぐさは、「あなたに従います」という意思表示です。

恐怖心を示すしぐさ

犬が恐怖を感じているときは、尾を股の間に巻き込み、耳を後ろに倒して縮こまります。

さらに、身体全体が固まったり、動きが鈍くなることがあります。

こうした恐怖心のサインを見逃さず、安心感を与えるようにしましょう。

喜びを示すしぐさ

犬が嬉しいときは、体を低くして柔らかくくねらせ、尾を低く振りながら激しく動かします。

また、目が優しく、耳を後ろに寝かせて鼻声を出すこともあります。

犬が嬉しさを感じているときは、そのエネルギーを全身で表現します。

【まとめ】

犬のしぐさから感情を読み取ることは、愛犬との信頼関係を深めるために非常に重要です。

耳、口、尾の動きをよく観察し、犬の気持ちを理解することで、コミュニケーションがより豊かになります。

日々の触れ合いを通じて、愛犬の気持ちに寄り添い、より幸せな時間を過ごしましょう。

さらに参照してください:犬のブルセラ症とは?不妊や流産を引き起こす感染症に注意!

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