ケンネルコフ(伝染性気管支炎)とは?
ケンネルコフ(伝染性気管支炎)は、咳(空せき)や発熱など、人間の風邪と似た症状が長く続く、伝染性の呼吸器感染症です。不衛生な環境や体力の低下などが原因でウイルスや細菌に感染し発症します。特に冬場は感染しやすいため注意が必要です。
主な症状と命の危険性
- 主な症状:咳をする、熱がある
- 命の危険:症状や年齢によって異なります
症状:咳・発熱など。重症化すると肺炎のリスクも
ケンネルコフにかかると、咳や発熱などの症状が突然現れます。以下の特徴があります。
- 興奮や運動、気温・湿度の変化で咳がひどくなる
- ゲーゲーと吐くような咳が出る
- 軽症なら1週間~10日ほどで回復
- 重症化すると:高熱、膿のような鼻水、食欲低下、肺炎のリスク
特に、子犬や老犬、持病がある犬は重症化しやすいので注意が必要です。
似た症状が出る病気
- 犬ジステンパー:咳だけでなく、痙攣など神経症状も伴う
- フィラリア症(犬糸状虫症):蚊が媒介する寄生虫感染症
- 僧帽弁閉鎖不全症:心臓病による咳
- 気管虚脱:気管が潰れてしまう病気

原因:ウイルスや細菌の飛沫感染
ケンネルコフの原因となるのは、ウイルスや細菌の感染です。
- ウイルス:犬パラインフルエンザ、犬アデノウイルスII型 など
- 細菌:気管支敗血症菌 など
感染経路は 飛沫感染や接触感染。犬が集団生活をしている環境では、1匹が感染すると他の犬に広がりやすいです。
治療:咳や炎症を抑える
軽症の場合、多くは 自然治癒 します。ただし、次の対策が重要です。
- 安静にする:興奮させず、体力を回復させる
- 栄養をしっかり取る
- 症状が強い場合は投薬
- 細菌感染:抗生物質
- 咳がひどい場合:鎮咳剤や気管支拡張剤
肺炎などの合併症がある場合は、動物病院で適切な治療を受けることが必要です。
予防:ワクチン接種と衛生管理がカギ!
ケンネルコフの予防には、以下のポイントを押さえましょう。
ワクチン接種
- 犬パラインフルエンザやアデノウイルスII型のワクチンが有効
- 子犬の頃から定期的に接種を
生活環境を清潔に保つ
- 定期的に掃除・消毒を行う
- 換気を良くして、新鮮な空気を取り入れる
寒い時期の対策
- 保温・加湿を意識する
- 咳をしている犬との接触を避ける

まとめ
ケンネルコフは犬の「風邪」のような病気ですが、重症化すると肺炎のリスクがあります。
予防のポイント
- ワクチン接種を忘れずに!
- 衛生的な環境を保つことが大切
- 症状が出たら早めに動物病院へ
咳が長引いたり、重症化する場合は、他の病気の可能性も考えられます。早めに獣医師に相談し、適切な治療を受けましょう!
さらに参照してください:犬ジステンパーとは?症状・原因・予防法を徹底解説!