犬の悪性リンパ腫(リンパ肉腫)とは?症状・原因・治療法を徹底解説!

フラットコーテッドレトリバー

悪性リンパ腫(リンパ肉腫)は、犬の免疫システムを担うリンパ球ががん化する病気です。犬の造血器系のがんの中でも特に多く、中高齢の犬に発症しやすいですが、若い犬でもかかることがあります。今回は、悪性リンパ腫の症状や原因、治療法について詳しく解説します。

🐶 悪性リンパ腫の種類と症状

悪性リンパ腫は、がんが発生する部位によって以下のタイプに分類され、それぞれ異なる症状が現れます。

🔵 多中心型リンパ腫(最も多い)

主な症状

  • 首や脇の下、足のつけ根などのリンパ節が腫れる
  • 元気がなくなる
  • 食欲が落ちる
  • 進行すると嘔吐や下痢、体重減少がみられる

🟠 消化器型リンパ腫

主な症状

  • 下痢や嘔吐が続く
  • 食欲不振
  • 栄養がうまく吸収できず、痩せてくる

🔴 皮膚型リンパ腫

主な症状

  • 皮膚にしこりや赤みができる
  • 脱毛がみられる
  • ほかの皮膚病と区別がつきにくい

🟡 縦隔型リンパ腫

主な症状

  • 呼吸が苦しそう(頻呼吸)
  • 咳が出る
  • チアノーゼ(舌や歯茎が青紫になる)

ビアデッドコリー

⚠️ 悪性リンパ腫の原因は?

現時点では、悪性リンパ腫のはっきりした原因は解明されていません。しかし、一部の犬種では発症しやすい傾向があることが分かっています。

発症しやすい犬種

  • ゴールデン・レトリーバー
  • ラブラドール・レトリーバー
  • ボクサー
  • バセット・ハウンド
  • セント・バーナード

遺伝的な要因のほか、環境要因(化学物質への暴露、ウイルス感染など)も関係している可能性があります。

🏥 治療方法:抗がん剤治療が中心

悪性リンパ腫の治療には、**化学療法(抗がん剤の投与)**が主に用いられます。がんの進行度やタイプによって、治療法が異なる場合があります。

主な治療方法

  • 抗がん剤治療(標準的な治療法)
  • 外科手術(腫瘍が限局している場合)
  • 放射線治療(局所的な腫瘍に対して)

抗がん剤は効果的ですが、副作用として嘔吐や食欲不振、免疫力低下などが起こる可能性があります。治療を始める前に、獣医師としっかり相談しましょう。

🧐 予防はできる?早期発見がカギ!

悪性リンパ腫の明確な予防策はありません。しかし、早期発見・早期治療が何よりも重要です。

✅ 定期的な健康チェックを実施する

✅ リンパ節(首や脇の下、足のつけ根)を触って異常がないか確認する

✅ 食欲や元気がない場合は早めに受診する

バーニーズ・マウンテン・ドッグ

📌 まとめ

  • 悪性リンパ腫は、リンパ球ががん化する病気で、多くの犬に見られる
  • 「多中心型リンパ腫」が最も多く、リンパ節の腫れが特徴
  • 治療は抗がん剤が中心で、早期治療が重要
  • 明確な予防策はないが、定期的な健康チェックで早期発見を心がける

愛犬の健康を守るためにも、普段からしっかりと体調管理をしてあげましょう!🐕💕

さらに参照してください:犬の気管虚脱とは?症状・原因・治療法を徹底解説!

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