愛犬の口臭が気になることはありませんか？
それ、もしかすると「歯周病」のサインかもしれません。歯周病は放置すると歯が抜けるだけでなく、全身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。
この記事では、犬の歯周病の症状や原因、効果的な予防法についてわかりやすく解説します！
犬の歯周病とは？
歯周病とは、歯と歯ぐきの周りに炎症が起こる病気です。初期段階の「歯肉炎」から進行し、悪化すると「歯周炎」となり、最終的には歯が抜けてしまうことも。
主な症状
口臭が強くなる
歯ぐきが赤く腫れる
口の中から出血する
歯がぐらつく
食べるのを嫌がる、食欲が減る
歯周病が進行すると、細菌が血流に乗って心臓や腎臓、肝臓などの内臓に悪影響を与えることもあります。早めの対策が大切です！
犬の歯周病の原因
歯周病の最大の原因は「歯垢（しこう）」の蓄積です。
- 歯垢がたまる（食べかすが口の中に残る）
- 細菌が繁殖し、歯ぐきに炎症を起こす
- 放置すると歯石に変化し、さらに悪化する
特に、高齢の犬は歯石がつきやすく、免疫力も低下するため、歯周病のリスクが高まります。
歯周病の治療法
症状が軽いうちは、毎日の歯磨きで改善できます。しかし、歯石がついてしまうと自宅ケアだけでは取り除けません。
軽度の歯肉炎 → 毎日の歯磨きでケア
進行した歯周病 → 動物病院で歯石除去（スケーリング）
スケーリングは全身麻酔が必要なため、できるだけ歯周病が進行する前に予防することが重要です！
犬の歯周病を予防する方法
毎日の歯磨きを習慣に！
子犬のうちから歯磨きに慣れさせることが大切です。
歯ブラシや指サックタイプの歯磨きを使う
最初はガーゼで優しく拭くところから始める
犬用歯磨きジェルを活用する
歯磨きが苦手な犬には？
どうしても歯磨きが難しい場合は、以下の方法も効果的です。
デンタルガムを与える（噛むことで歯垢を落とす）
歯垢のつきにくいフードを選ぶ
デンタルスプレーを使う
まとめ
犬の歯周病は、日々のケアで予防できます！
口臭や歯ぐきの赤みは歯周病のサイン
歯垢がたまると歯石になり、進行すると歯が抜ける
毎日の歯磨きやデンタルケアで予防しよう
愛犬の健康を守るために、今日からお口のケアを始めてみましょう！
さらに参照してください：犬のレプトスピラ症とは？症状・原因・予防法を徹底解説！
