Author: inu-tomoni.com

「最近うちの子、なんだか皮膚がベタベタして匂いも強いかも…？」そんなお悩みをお持ちの飼い主さん、それは**「続発性脂漏症（しろうしょう）」**かもしれません。 🐶本記事では、続発性脂漏症の原因・症状・治療法・予防方法をわかりやすくご紹介します。愛犬の健康を守るために、ぜひ最後までチェックしてくださいね！ 🧪 続発性脂漏症ってどんな病気？ 続発性脂漏症とは、ほかの病気をきっかけに皮膚の新陳代謝が異常に早くなる皮膚トラブルです。 「脂漏症」には2種類ありますが、この記事で紹介するのは以下のタイプです： 原発性脂漏症（遺伝的） ✅ 続発性脂漏症（後天的）←こちらを解説！ アレルギーや感染症、ホルモンの異常など、さまざまな原因で引き起こされることが多く、見た目の変化や不快な症状が目立ちます。 ⚠️ 続発性脂漏症の主な症状 症状には「油っぽいタイプ」と「乾燥タイプ」があり、見た目も触り心地も変わってきます。 🛢 油性脂漏症の特徴 皮膚がベタベタする 強い体臭がする 毛が脂っぽく見える   ❄️ 乾性脂漏症の特徴 フケが大量に出る 皮膚がカサカサして乾燥する かゆみを伴うこともある 👉また、他の皮膚炎を併発している場合は、脱毛や赤い発疹が見られることもあります。 🐛 続発性脂漏症の主な原因は？ 続発性脂漏症の背景には、以下のような根本的な病気や要因が関係しています： 🌾 アレルギー反応（食物・環境アレルギーなど） …

犬の続発性脂漏症とは？原因・症状・予防法をやさしく解説！ 続きを読む

犬の肌トラブルの中でも、なかなか気づかれにくいのが「アカラス症（ニキビダニ症）」。初期症状は「なんだか毛が薄くなってきた？」と感じる程度ですが、放置するとかゆみや皮膚の炎症、さらに重症化する恐れもあります。 今回は、そんなアカラス症について、原因から症状、治療法・予防法までやさしく分かりやすく解説します🐶✨ 🐕 アカラス症ってどんな病気？ アカラス症は「イヌニキビダニ（犬毛包虫）」というとても小さなダニが、犬の皮膚に大量に増殖して起きる皮膚病です。多くの場合、生後すぐに母犬から感染すると考えられています。 通常は何の問題もないのですが、免疫力が落ちるとダニが増え、脱毛や皮膚トラブルが現れます。 ⚠️ アカラス症の主な症状 アカラス症の症状は犬によってさまざま。大きく3つのタイプに分かれます： ✅ 1. 局所型（軽度） 主に子犬に見られ、顔や目の周り、口元などに限局した脱毛 皮膚が赤くなる フケが増える ※このタイプの多くは自然に回復するケースもあります。 ✅ 2. 全身型（重度） 脱毛が首、背中、足先など全身に広がる 皮膚が赤くただれる 細菌の二次感染により膿や出血が見られることも 特に成犬で発症した場合は、慢性化しやすく、治療が長引く傾向があります。 🔍 アカラス症の原因は？ イヌニキビダニ自体は多くの犬の皮膚に自然に存在していますが、以下のような条件が重なると異常増殖し、病気として発症します。 🐾 子犬の免疫力の未発達 🧬 免疫力の低下（成犬の場合は基礎疾患が原因になることも） …

犬のアカラス症（ニキビダニ症）とは？原因・症状・治療法まで徹底解説！ 続きを読む

🐾はじめに：愛犬の「抜け毛」、もしかして病気かも？季節の変わり目に毛が抜けるのは自然なこと。でも「いつもより毛がごっそり抜ける」「皮膚が赤くなってる…」そんなときは病気が隠れている可能性もあります。この記事では、犬の病気による脱毛症について、わかりやすく解説していきます！ 🐶 脱毛症ってどんな症状？ 脱毛症は、体の一部または全体の毛が不自然に抜けてしまう病気です。以下のような症状が見られることがあります。 🔍 よくある症状 毛が部分的または全身的に抜ける 皮膚に赤みやかゆみがある フケが増える 毛並みがパサつく 皮膚が黒ずんでくる（色素沈着） 発疹（ブツブツ）ができる 皮膚がうすくなってくる 💡注意点： 命に関わる病気ではないことが多いですが、放置すると悪化することもあるため、早めの対処が大切です。 🧬 原因はいろいろ！脱毛症を引き起こす主な要因 脱毛症の原因は多岐にわたります。以下のようなものが代表的です。 🌿 アレルギーや寄生虫による皮膚炎 アトピー性皮膚炎：アレルゲンに反応してかゆみや炎症を起こす ノミやダニ：ノミアレルギー性皮膚炎、疥癬、アカラスなど ✅ 症状：かゆみ・赤み・かさぶた・円形脱毛 など 🦠 感染症（細菌・真菌） 皮膚糸状菌症（白癬）：カビの一種で、円形脱毛が多い 膿皮症：細菌感染で皮膚にブツブツができる ✅ …

犬の脱毛症とは？症状・原因・治療・予防までやさしく解説！ 続きを読む

犬の体や口の中に、赤く硬いしこりやただれができていたら、それは扁平上皮がんという悪性腫瘍の可能性があります。一見すると皮膚病や傷に見えることも多いため、見逃しやすいこの病気。今回は、犬の扁平上皮がんについて、症状・原因・治療法から予防のポイントまで、わかりやすく解説します。 🧠 扁平上皮がんってどんな病気？ 扁平上皮がん（へんぺいじょうひがん）は、皮膚や粘膜にできるがんの一種です。次のような部位にできることがあります： 🐾 爪の周囲や足、腹部などの皮膚 👄 口の中（舌、歯ぐきなど） 💧 膀胱や気管支、鼻腔などの粘膜 特にカリフラワーのような形のしこりや、赤く硬いできものとして現れることが多く、潰瘍やただれを伴うケースも。傷や炎症と間違われることも多いので注意が必要です⚠️ 🐶 よくある症状とは？ 扁平上皮がんの主な症状はこちら👇 👄 口の中にしこりや潰瘍ができて、出血や口臭が出る 🐾 皮膚がただれたり、潰瘍ができる 🩹 毛が抜けたり、皮膚が赤く荒れる 🍽 食欲が落ちたり、痛がって食べたがらない また、粘膜（口の中や膀胱など）にできた場合は進行が早く、リンパ節への転移もしやすいのが特徴です。 ⚠️ 命の危険性は？ 扁平上皮がんは、進行の速さやできた場所によって重症度が大きく異なります。早期発見できれば治療の選択肢も広がりますが、放置すると転移が起こることも。命に関わる可能性もあるため、油断せず注意深く観察しましょう。 🧬 原因はなに？ 残念ながら、扁平上皮がんのはっきりとした原因は分かっていません。ただし、紫外線の影響や慢性的な炎症、年齢的な要因などが関係しているのではないかと考えられています。 🏥 …

犬の扁平上皮がんとは？症状・原因・治療・予防までやさしく解説！ 続きを読む

犬の皮膚にポツポツと赤い発疹や丸い脱毛ができていたら、それは「皮膚糸状菌症（ひふしじょうきんしょう）」かもしれません。実はこれ、人にも感染することがあるカビによる病気なんです⚠️ 今回は、そんな皮膚糸状菌症の症状から原因、治療法、そして予防のポイントまで、飼い主さんに分かりやすく解説します！ 🔍 皮膚糸状菌症ってどんな病気？ 皮膚糸状菌症は、小胞子菌（しょうほうしきん）などの「真菌（しんきん）」＝カビが原因で起こる皮膚の感染症です。この病気は 人にも感染するズーノーシス（人獣共通感染症） なので、飼い主さんにも注意が必要です。 🐾 主な症状と見た目 以下のような症状が出ていたら要注意です！ 顔まわり、耳、脚などに 円形の脱毛 ができる 脱毛部分に 赤い発疹（丘疹） がある 周囲に フケやかさぶた がつく 📌 症状は一見治ったように見えても、菌がまだ体に残っていることも。そのままにしておくと 他の犬や人にうつる可能性 があります。 ⚠️ 命の危険性は低いけれど… 皮膚糸状菌症は基本的に命に関わる病気ではありませんが、放置すると広がる恐れがあります。特に免疫力の弱い犬や子犬は重症化することもあるため、早めの対応が大切です。 🦠 原因は「真菌（カビ）」の感染 皮膚糸状菌症は、カビの一種である真菌が 皮膚の表面や毛、爪の根元に寄生 …

犬の皮膚糸状菌症とは？症状・原因・治療法をやさしく解説！ 続きを読む

愛犬の体に突然「しこり」を見つけて驚いたことはありませんか？それ、もしかしたら「肥満細胞腫（ひまんさいぼうしゅ）」という腫瘍かもしれません。今回は、犬に多い皮膚の腫瘍「肥満細胞腫」について、症状や原因、治療法までわかりやすく解説します。 🩺 肥満細胞腫ってどんな病気？ 肥満細胞腫は、「肥満細胞」というアレルギーや炎症に関わる細胞が腫瘍化してしまう病気です。主に皮膚にできる腫瘍で、良性のものから悪性（がん）まで幅広いタイプがあります。 🧬 悪性度が高いタイプは要注意！リンパ節や肝臓、脾臓などに転移することもあり、命にかかわることもあります。 ⚠️ 主な症状は？どんな変化に気づける？ 肥満細胞腫は、見た目も症状もさまざま。特に皮膚に現れることが多いため、日ごろのボディチェックがとても大切です。 🐕 よく見られる症状 皮膚のしこり・はれ しこりの周囲が赤くなる・ぶよぶよする 潰瘍や出血を伴うことも 毛が抜ける・皮膚がただれる 吐き気、下痢、食欲不振（全身に広がった場合） 💡 しこり＝すぐに悪性とは限りませんが、見た目だけでは判断が難しいため、早めの受診が大切です。 🧪 原因はなに？なりやすい犬種は？ 🐾 はっきりした原因は分かっていませんが、いくつかの要因が考えられています。 🔍 考えられる要因 遺伝的な素因（特定の犬種で多い） 慢性的な皮膚の炎症 加齢（平均発症年齢は9歳） 📌 ただし、若い犬でも発症するケースがあるため、年齢に関係なく注意が必要です。 💉 …

犬の肥満細胞腫とは？症状・原因・治療法をわかりやすく解説！ 続きを読む

🐾 犬が体を激しくかいていたり、毛が抜けたりしていませんか？それ、もしかすると「疥癬（かいせん）」かもしれません。疥癬は小さなダニ「ヒゼンダニ」によって引き起こされる、強いかゆみを伴う皮膚病です。 本記事では、犬の疥癬について、飼い主さんに分かりやすく、やさしい言葉で解説していきます。 🐶 疥癬（かいせん）ってどんな病気？ 疥癬は「ヒゼンダニ」というとても小さなダニ（体長約0.3mm）が犬の皮膚に寄生することで起こる皮膚病です。このダニが皮膚に潜り込んでトンネルを掘りながら進むため、犬にとってはたまらないほどの強いかゆみが生じます。 ヒゼンダニに感染している犬と接触することでうつるため、特に多頭飼いの環境では注意が必要です。 🔄 一時的に人にも感染することがあり、腕や首などに湿疹が出ることもありますが、自然に治るケースが多いです。 ⚠️ 疥癬の主な症状は？ 初期の段階では、毛が薄い部分（目の周り・耳・ひじ・かかとなど）に赤いブツブツやかさぶたが見られます。進行するとかゆみが悪化し、脱毛や皮膚のただれが起きます。 主な症状リスト： ひどいかゆみ（特に夜間に悪化） フケが多くなる 毛が抜ける（脱毛） 赤い発疹（ブツブツ） 皮膚がカサカサし、ただれる かさぶたができる 化膿や二次感染のリスク 🦴 犬は患部をかきむしることでさらに皮膚を傷つけてしまい、細菌が入り込んで化膿してしまうことも。 🐾 感染経路と原因は？ ヒゼンダニに感染している犬や動物との「直接接触」が主な感染経路ですが、間接的にもうつることがあります。 🧼 感染の原因： 感染犬との接触（遊ぶ・舐め合うなど） タオルやベッド、ブラシの共有 感染犬がいた場所への出入り …

犬の疥癬（かいせん）とは？症状・原因・治療法をやさしく解説！ 続きを読む

「最近、うちの子なんだか元気がない…」「寒がりになった気がする」そんなふうに感じたことはありませんか？もしかすると、それは甲状腺機能低下症のサインかもしれません。 この病気は進行がゆっくりなため、年齢のせいと見過ごされがち。でも、適切な治療で元気を取り戻すことができるんです。今回はそんな「犬の甲状腺機能低下症」について、分かりやすくお伝えします。 🧠 甲状腺機能低下症ってどんな病気？ 甲状腺は、代謝（からだのエネルギー活動）をコントロールする大事なホルモンを作っています。この働きが弱くなってしまうと、体の機能全体がスローダウンしてしまいます。 つまり、甲状腺機能低下症とは👉 甲状腺ホルモンが足りなくなり、代謝が落ちてしまう病気なんです。 ⚠️ こんな症状が見られたら要注意！ 甲状腺ホルモンが減ると、体のさまざまな変化が見られます。 🐶 よく見られる症状 元気がなく、疲れやすくなる 太りやすくなる（食事量は変わらないのに体重が増える） 毛が薄くなる・抜ける 寒がりになる・震える 皮膚が黒ずむ、厚くなる フケが多くなる 心拍数が遅くなる 表情がさみしそうに見える 📌 特に高齢犬の場合、「年のせい」と思われやすい症状ばかりなので注意が必要です。 🧬 原因は？どうしてなるの？ 多くの場合は、免疫の異常が原因です。体の免疫が自分の甲状腺を攻撃してしまう「免疫介在性甲状腺炎」が最も多く見られます。 また、以下のような原因も関係しています。 🔍 主な原因 免疫の異常（リンパ球性甲状腺炎） 原因不明の甲状腺の萎縮（特発性） …

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犬が「たくさん水を飲む」「食欲はあるのにやせてきた」などの様子を見せたら、それは**クッシング症候群（副腎皮質機能亢進症）**のサインかもしれません。この病気は進行がゆっくりな分、見逃されやすいですが、早期発見で犬の生活の質を守ることができます。 この記事では、クッシング症候群の症状・原因・治療法・予防のヒントまで、飼い主さんに寄り添ってやさしく解説します。 🐶 クッシング症候群ってどんな病気？ クッシング症候群（副腎皮質機能亢進症）は、副腎（ふくじん）から分泌される「コルチゾール」というホルモンが必要以上に作られてしまう病気です。 コルチゾールは、ストレスや代謝に関わる大切なホルモンですが、過剰に分泌されると体にさまざまな不調が出てしまいます。 ⚠️ よく見られる症状は？ 以下のような変化があれば、要注意です。 💡 代表的な症状 水をたくさん飲む（多飲） おしっこの量が増える（多尿） 食欲旺盛なのにやせていく お腹がぽっこり膨らむ 毛が薄くなる・左右対称に抜ける 元気がなくなる、疲れやすい 皮膚が薄くなり、脂っぽくなる 眠ってばかりになる 🐾 進行すると… 免疫力が低下して、皮膚炎や膀胱炎などの感染症にかかりやすくなることも。糖尿病を併発するケースもあり、放置すれば命に関わるリスクも出てきます。 🐕 発症しやすい犬種と年齢は？ クッシング症候群は6歳以上の中高齢犬に多く見られますが、まれに1歳未満の若い犬にも発症することがあります。 特に注意したい犬種は： ミニチュア・ダックスフンド トイ・プードル ポメラニアン ボストン・テリア …

犬のクッシング症候群とは？症状・原因・治療法までわかりやすく解説！ 続きを読む

ノミが原因で、愛犬がかゆがったり皮膚をかきむしっていませんか？それ、もしかしたらノミアレルギー性皮膚炎かもしれません。この記事では、そんな皮膚トラブルの症状から原因、治療、予防までを分かりやすく解説します。🐶✨ 🔍 ノミアレルギー性皮膚炎ってどんな病気？ ノミアレルギー性皮膚炎とは、ノミの唾液などに対してアレルギー反応を起こし、皮膚に強いかゆみや炎症が出る皮膚病です。 近年では暖房が効いた室内環境が増えたことにより、冬でもノミが活動するようになり、季節に関係なく注意が必要になっています。 ⚠️ 主な症状と注意すべきサイン 以下のような症状が見られたら、ノミアレルギー性皮膚炎の可能性があります： しきりに体をかく、かむ、なめる 特に腰からしっぽの付け根付近に赤い発疹やじんましん 毛が抜ける、皮膚が赤くただれる 夜も眠れないほどの強いかゆみ かきすぎによって皮膚が厚くなったり、色素沈着が起こることも 📌 命に関わることは少ないですが、放っておくと慢性化してしまうことがあります。 🦠 原因は「ノミの唾液」へのアレルギー ノミアレルギー性皮膚炎は、犬の体に寄生したノミが吸血時に注入する唾液成分に対して、体が過剰に反応してしまうことが原因です。 こんな子は特に要注意！ アトピー体質の犬 食物アレルギーがある犬 過去にノミアレルギーを発症したことがある犬 一度アレルギーを起こした犬は、再びノミに刺されるたびに症状が出やすくなります。 🩺 治療法：かゆみを抑えて、ノミをしっかり駆除！ 治療のポイントは2つ！ ✅ 1. 皮膚の炎症やかゆみを抑える 抗ヒスタミン剤やステロイドなどで炎症をコントロール …

犬のノミアレルギー性皮膚炎とは？🐾かゆみの原因・治療・予防をやさしく解説！ 続きを読む