
犬のクリプトコッカス症とは?症状・原因・予防法を解説!
クリプトコッカス症は、クリプトコッカスというカビ(真菌)によって引き起こされる感染症です。特に免疫力が低下している犬がかかりやすく、猫や人にも感染する可能性があるため注意が必要です。 クリプトコッカス症の主な症状 クリプトコッカス症にかかると、次のような症状が見られます。
くしゃみや鼻水が止まらない
鼻にしこりや潰瘍(かいよう)ができる
目の異常(炎症や視力低下)
歩き方がおかしい、ふらつく
痙攣(けいれん)や麻痺(まひ)が起こる
肺炎を引き起こし、呼吸が苦しくなる 症状が進行すると、中枢神経に影響を及ぼし、失明や運動障害につながることもあります。
クリプトコッカス症の原因 この病気は、環境中に広く存在するクリプトコッカスというカビが、犬の鼻や口から体内に侵入することで感染します。 特に以下の環境では注意が必要です。
ハトの糞が多い場所(クリプトコッカスはハトの糞に多く含まれます)
土やほこりが舞いやすい場所(公園・庭・古い建物の周辺など)
免疫力が低下している犬(持病がある、ストレスが多い、高齢の犬など) 健康な犬は発症しにくいですが、免疫力が弱っていると感染のリスクが高まります。
クリプトコッカス症の治療法 …